不用品の処分方法の1つにガレージセールがあります。
いらない物を売る方法としてフリーマケットやバザー、オークションなどがありますが、それらとは違う楽しさが味わえる販売方法です。

国内ではまだマイナーな方法です

1970年代にアメリカで盛んになったリサイクル運動の1つで、不用品を自宅のガレージや庭先で売ることを言います。
日本ではまだ浸透してはいないものの、各地で開催されることがあるようです。

お店屋さん気分で楽しく不用品処分

いらない物で収入を得られる点は大きな魅力です。
また、フリーマーケットやバザーと違って、開催場所まで荷物を運ばなくて済むため、大型のものを売る際も楽ちんです。
難しいルールはとくになく、庭先に机や椅子を出して商品を置くだけでOKです。

何より、店を経営しているような気分になれることが最大の醍醐味になります。
子供がいる場合は、いっしょに宣伝や販売を楽しむと良い思い出にもなるでしょう。

自宅で開くガレージセールに許可は必要なのか?

まず結論を書きますと、必要ありません!自宅や個人の敷地内であれば、届け出や許可を得る必要は無いのです。
ただし、公道に出てしまわないように注意する必要があります。
基本的に何を売っても問題ありませんが、以下のケースには許可が必要になってきます。

クッキーや食品類を売る場合

飲食物を販売する場合は保健所の許可が必要です。
その場で作る場合はもちろん、クッキーなどの焼き菓子類を事前に作っていたとしても、保健所の許可が要ります。

ガレージセールを1日しか開かないんだけど?と思っているかもしれませんが、たとえ1日だけの場合だとしても保健所の許可が必要です。
一般家庭でこの許可を得るのは相当難しいので、飲食物の販売はやめたほうが良いでしょう。
因みに「販売」ではなく「配布」だとしても、保健所の許可が必要になりますので注意しましょう。

許可が必要なケースに該当するのかどうかは、直接保健所に問い合わせるのが確実です。

古物商営業許可が必要になるケース

通称「古物商」ですが、どんなケースで必要になるのでしょうか?
まずは許可を取得しなければならないケースから紹介します。

  • 古物を買い取ってから販売する
  • 古物を買い取ってから修理して販売する
  • 古物を買い取ってから、使える部品などを販売する
  • 持ち主(友人や知人等)から依頼を受けて自分の店舗(ガレージセールならその場所で)販売したり、販売後に手数料を受け取る場合

※この場合は「委託販売」というケースに該当します。

  • 古物を別の物品と交換する場合
  • 古物を買い取ってからレンタルする場合
  • 国内で買った古物を国外に輸出して販売する場合

上記の行為を自宅の敷地内はもちろん、インターネット上で行う場合も古物商許可を取得する必要があります。

引用元:物商許可が必要な場合と不要な場合 | サービス案内-古物商許可申請 | むさし労務行政書士事務所

逆に許可が不要なケースも存在します。

  • 自分が所有しているものを販売、ネットオークションで出品する
  • 無償でもらったものを販売
  • 相手から手数料を取って回収したものを販売
  • 自分が売った相手から、その物を買い戻す場合
  • 自分が海外で購入した物を国内で販売

上記の取り引きしか行わない場合は古物商許可は不要のようです。
※「自分の物」とは自分で使っていた物、使うために購入したが未使用な物など。

引用元:物商許可が必要な場合と不要な場合 | サービス案内-古物商許可申請 | むさし労務行政書士事務所

大雑把に判別するなら「転売目的で購入した物を販売する場合は古物商許可が必要」ということになります。
不要な物を売るのか、利益を得ようとするのかで大きく変わってきますので、心配なら警察署に行って相談しましょう。
古物商の許可も警察署で取得するので、その場ですぐ取得できるかもしれないです。

ガレージセールを最大点楽しむコツ

販売を始めるためには、まず場所の確保が必要になります。
庭やガレージが狭い場合は部屋の中に招待することが可能です。
ただし、その場合は人数制限を設けないと収集が付かなくなってしまうこともあります。
近隣の迷惑にならないように十分注意しましょう。

フリーの貼り出しと荷物

ガレージセールは一般的な住居で行うため、事前に宣伝をする必要があります。
最近ではSNSが発展しているためそう難しくはないでしょう。
ただし、自治体の許可なく公道の電柱にポスターを貼ってはいけません。
また、近所の住宅や商店に貼ってもらえた場合は、しっかりとお礼をして良い関係を保つようにしましょう。

キッチングッズや衣類、ハンドメイド作品などさまざまなものを販売できますが、飲食物は保健所の許可なしではNGです。
また、他人のものを委託販売する際は古物商の許可が必要になります。

「引っ越しで不用品がたくさんある」そのような時はぜひともガレージセールにチャレンジしてみてください。
単に収入を得るだけでなく、今までにない貴重な経験、新たな友人に出会えるかもしれません。

関連記事