アベノミクスの恩恵について様々な議論が交わされる昨今。
ただの「金持ち優遇政策」か、「デフレ脱却唯一の処方箋」か…専門家の間でも意見が二分しているようです。

そんな中、お小遣い欲しさに「粗大ごみ収集」のアルバイトに励む女子高生の存在が話題を集めています。

 

円安?株価上昇?そんなものはどこ吹く風。
母子家庭やいわゆる「貧困層」に属する女性たちは、涙ぐましい(逞しい?)努力でコツコツ稼いでいるそう。
粗大ごみ収集といえば「肉体労働」、「ホームレス」といったキーワードが頭をよぎりますが、なぜ女子高生?
その答えは意外にもインターネット、スマホの普及などと深く関係しています。

 

…といっても難しい話ではなく、「まだ使えそう」な不用品を回収し、インターネットのオークションで「転売」する、という、ここ10年の間に開拓された市場を活用しているよう。
古いものには「アンティーク」、「クラッシク」、「プレミア」、「レトロ」などの「付加価値」も生じますから、運がよければ相応の値段で売れるそうです。
中には数万円で売れる「不用品」もあるのだとか。
女子高生が狙うのは主に家電で、空き缶や雑誌などはホームレスの「縄張り」だという、暗黙の了解のようなものも成立しているそうです。

 

不用品をリサイクルするなんて素晴らしい!エコだしその機転にも脱帽!…と考える方も多いかもしれませんが、ちょっと待ってください。
原則として、不用品は集積所に出された時点で所有権が自治体に移ります。
したがって、彼女たちの行為は「資源ごみの持ち去り」として、窃盗罪に問われる危険性も。
条例レベルの話なので全ての都道府県に該当する話ではありませんが、それでも「違法行為」となればただ「感心」するわけにもいきませんよね。
涙ぐましい努力にも思えますが、いわば「グレーゾーンのアルバイト」であり、その点においては「夜のお仕事」に類するものです。

 

不用品回収に励む女子高生の中には、毎月5万円以上の収入を安定して稼ぐ「目利き」もいるのだとか。
自転車で集積所をめぐり、ごみの山を漁り、スマホ片手にネットの「相場価格」をチェックし、「商品」を梱包し…ただアイデアだけで稼げる世界ではありません。

「私にもできるかも…」と思ったあなた。
間違っても「楽して稼ぐ」手段ではない、ということを忘れないでくださいね。
そして、最悪の場合には、法的な処分の対象となり、学業にも悪影響が及ぶという「リスク」についても留意する必要があります。

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