近年、結婚した時に両親から婚礼タンスをもらう方が減ってきています。掲示板などのさまざまなサイトでは、「本当に必要?」という議論が繰り広げられています。そのほとんどにおいて、以下のような理由から「要らない」という意見が多数派のようです。

とにかく大きくて邪魔

婚礼タンスは和・洋・整理などいくつかを組み合わせて買うことが通例です。しかし、全部合わせると相当なサイズになります。多くの方が「六畳の部屋に置いたらもう何も置けない!」と語っています。

引っ越しのたびに邪魔になる

hikkosi-tansu

引っ越しの時は特に大変です。上記のように大きく、さらにはフルセットで数百キログラムという高重量。これは生活する上で必須家電となる冷蔵庫よりも圧倒的に上です。

最近は、仕事の都合上たびたび転勤を繰り返す方が多くなっています。そのような常に身軽でいたい家庭からすると、もっとも邪魔となる家具だとも言えます。

フローリングに合わない

近年はフローリングの部屋が圧倒的に増えています。和室に置く場合と違って床を傷付けるリスクがありますし、「部屋とマッチしない」「ダサい!」と考える方もたくさんいます。

衣類をしまうのは他の家具で十分

clothes

衣類の収納はけっしてタンスだけではありません。自宅にデフォルトで備え付けられているクローゼットもありますし、雑貨店からプラスチックケースを買ってくる方法もあります。

そのため、主婦としては「もっと安く手軽なものがあるのに、どうしてわざわざ使わなければならないんだ」という思いがあるようです。

着物を着ることがなくなったことも原因

「安価な入れ物で良いや」という考えは着物文化が薄れていることも原因の1つです。元々、最高級の桐タンスは高い防虫性と防湿性、防火性を誇る優れた家具です。しかし、最近は大量消費の社会になり、「そこまでして守りたい服がない」という状態です。

婚礼タンスというもの自体が見栄のためにある

「親が見栄を張りたいだけ」「ただの自己満足でしょう」と厳しい意見を出す主婦もいます。実際に、地域によってはお互いの家具を隣近所に見せて互いに競い合っていたこともあったようです。

「婚礼タンスは必要か不要か」多くの方が口を揃えて「要らない」と話しています。その理由は、引っ越しや部屋のデザイン、衣類の運用など現代のライフスタイルにはそぐわない部分が多いためでしょう。

関連記事